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【離婚の原因ランキングTop⑩】|熊本で浮気調査なら株式会社オルカジャパン

離婚原因ランキングのトップには、一度は「将来を誓いあった夫婦なのに」と思うほど悲しい離婚理由が並んでいます。しかし、いつの時代も離婚をする夫婦は後を絶ちません。

そこで今日は、最近の離婚原因ランキングについてお伝えします。また、離婚をしたくない人は以下の内容に気を付けることにより、離婚をしなくても済むということになるかもしれませんので、ぜひご覧ください。

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今回は、『離婚の原因トップ10』をご紹介します。
離婚の原因を知ることで、離婚を考えるような状況に陥らないためのヒントを探っていきましょう。

幸せな結婚生活を送りたい、という方はチェックしてみてください。

離婚の原因は男女で違う?

今回は、裁判所が行った司法統計から作成した、男女別離婚原因トップ10ランキングを発表致します。

参考:https://www.courts.go.jp/app/sihotokei_jp/list?page=2&filter%5Btype%5D=1&filter%5ByYear%5D=2018&filter%5ByCategory%5D=3

※上記リンク内、「家事 平成30年度 19 婚姻関係事件数 申立ての動機別申立人別 全家庭裁判所」を元に作成しました。

注目すべきは、男女で離婚原因のランキングに差異がある、ということです。
では、早速見ていきましょう。

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■ 離婚の原因トップ10女性版

まず、女性側が離婚を申し立てたときの、
離婚の原因トップ10になります。
第①位 性格が合わない
男性との性格が合わないというのが、もっとも多い離婚の原因となっています。

例えば、夫と趣味が合わないという理由で離婚をしたいと考えるケースもあれば、

生活習慣が夫婦でまったく違うためにすれ違いが多くなり、離婚を決意したケースもここに含まれます。

第②位 生活費を渡さない
夫が生活費を家に入れてくれないために、生活に必要な物を購入する資金が不足する場合がこれにあたります。
それどころか、生活費が必要な事を夫に伝えると、「お前の管理の仕方が悪い」と責任転嫁して攻撃するなどのケースも存在します。

第③位 精神的に虐待する

心無い言葉を浴びせられる、少しでも口答えをしようものなら激しく叱責される、妻本人に暴力を振るわなくとも物に当たるなどの暴力的な行為を繰り返す、など、「精神的なDV」「モラルハラスメント」と呼ばれる行為がこれに当たります。

第④位 暴力をふるう
夫からの暴力に耐えられなくなって離婚を決意する女性もいます。

いわゆる「肉体的なDV」に値するのが、この項目です。肉体的なDVを原因とする離婚は、夫からの暴力の内容と証拠の有無によって、離婚までにかかる時間や請求が認められる慰謝料の額に違いがあります。。

また、夫からの暴力を受けている妻は、さらに暴力を振るわれることを恐れてなかなか夫に離婚を言い出すことができないことがあります。

第⑤位 異性関係
離婚の原因で一番多そうに思われる異性関係ですが、妻側からの申し立てによる離婚原因のランキングでは五番目になります。

夫の不倫が原因で離婚をする場合、不倫の証拠を集めたり、不倫相手との交渉もあったりと、なかなか離婚の話が進まないケースもあります。

第⑥位 浪費する
第⑦位 家庭を捨てて省みない
第⑧位 性的不調和
第⑨位 家族親族と折り合いが悪い
第⑩位 酒を飲み過ぎる

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■ 離婚の原因トップ10男性版

次に、男性側が離婚を申し立てたときの理由についても見ていきましょう。

第①位 性格が合わない
結婚してみてから、妻の性格と自分が合わないと感じる男性は多く、そのような男性は次第に家に居るのも苦痛に感じるようになることがあるようです。

妻から事あるごとに小言を言われたり、自分の趣味にまで立ち入ってくることに耐えかねて離婚を決意してしまう男性も多くいます。

第②位  精神的に虐待する
女性側ランキングの「暴力を振るう」に対して、男性側では精神的な虐待が二位につけています。
仕事を終えて家に帰ってくるたび、妻から心ない言葉を浴びせられ、精神的に追い詰められる。
長期間に渡り精神的な虐待やモラルハラスメントを受けると、心身のバランスを崩してしまうのは、男女ともに変わりありません。
男性の側では「妻にひどい目に遭わされている」ということを誰かに相談できない人も多く、こちらも離婚までかなり時間を要する傾向にあります。
第③位 異性関係
妻の不倫が原因で離婚をするケースももちろんありますが、男性が妻以外の女性に好意を持ち、妻と離婚をして不倫相手の女性と結婚しようとするケースもあります。

妻が不倫をしていた場合では、妻に責任があるので離婚の話合いもスムーズに進みますが、夫が不倫相手と結婚したいがための離婚の場合、妻との離婚交渉は拗れる可能性が非常に高いです。
第④位 家族・親族と折り合いが悪い
夫の両親や兄弟、その他の親族と妻が仲違いをしたり、親族との付き合いを拒む妻と離婚したいと思う男性は多いようです。

男性の場合、将来的には両親と同居を考えている方もいると思います。

しかし、妻が両親との同居を嫌がったり、同居をしても妻が夫の両親を邪険にすることもあるようです。
第⑤位 性的不調和
性交渉を長期に渡り拒否される、いわゆるセックスレスはこれに含まれます。
また、性交渉の回数、方法に異常性がある場合も、この内容にあたります。

性交渉には、子供を作るという以外に、夫婦間のコミュニケーションの手段としての側面を持ちます。
これに不満があると、離婚を考える男性が多いようです。
第⑥位 浪費する
第⑦位 同居に応じない
第⑧位 暴力を振るう
第⑨位 家庭を捨てて省みない
第⑩位 生活費を渡さない

 

結局離婚の一番大きな原因は「性格の不一致」?!

男女別の離婚原因ランキング、トップ10を比較してみると、
ひとつ明らかなことがあります。

それは、男女ともに、第一位は「性格が合わない」を挙げていることです。

これらの夫婦が、結婚当初から「性格が合わない」と考えていた、
とは考えにくいですよね。

日々の生活を送っていく上で、生活スタイル、ものごとに対する姿勢、ひいては笑いのツボのようなささいな事柄に至るまで、様々なズレが生じ、それらすべてをひっくるめて「性格が合わない」という判断をしてしまうのでしょう。

男性側の離婚原因第四位、女性側の離婚原因第九位の「家族・親族と折り合いが悪い」などは、結婚前にはなかなか判断しづらい項目のため、致し方ない側面があります。しかし、本人同士の「性格が合わない」ということは、結婚前にお互いをよく知ることで、もしかしたら気が付けた点かもしれません。

結婚後に「こんな人だと思わなかった」と思うはめにならないためにも、婚姻届けにサインする前に、お互いが一緒に住むことに適しているのか確認しておいた方がいいでしょう。
そう考えると、結婚前に一定期間同棲しておくことは、
離婚を未然に防ぐためにある程度役立つかもしれません。

しかし、人の性格・ライフスタイルは時とともに変わっていくものでもあります。
結婚当初は「性格が合う」と思っていたとしても、結婚後時が経つにしたがって 「性格が合わない」と感じるようになってしまうリスクは、どんな夫婦でもゼロとは言えないでしょう。

違った環境で育った二人なので、「性格が合わない」のはある意味当たり前のことだとも言えます。「性格が合わない」まま、お互い不満をつのらせて、結婚生活を破たんさせないために、「合わない」と思うことがあっても、お互い譲り合ったり、話し合ったりしながら、共に生活していける信頼関係を築いていくことが重要でしょう。

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DVは離婚の大きな原因

次に気になるのは、女性側の離婚原因第四位に「暴力を振るう」があることです。男性側は第九位にランクインしています。

また、「精神的に虐待する」は女性の離婚原因の第三位、男性の場合、第二位にランクインしています。

「暴力をふるう」。「精神的に虐待する」。これらはDVと言われる家庭内暴力です。

かつては離婚理由として、精神的な虐待よりも肉体的な暴力のほうが上位にありました。
これもランキングから姿を消してはいませんが、現在では精神的な暴力が、離婚理由として上位につけています。

これは、「精神的なDV」という概念が広まったことで、黙って耐え忍ぶことしかできなかった層が訴え出られるようになり、今までも潜在的にあったものが見えるようになった、と考えることができます。

精神的にであれ肉体的にであれ、暴力が離婚原因の上位にあることは驚くべきことです。
結婚前からそのような暴力をふるわれていたとしたら、結婚に踏み切るケースはそう多くはないと考えられますから、結婚生活を送る中で、配偶者からDVを受けるようになった、と予測できます。

また、内閣府男女共同参画局が行った平成26年の調査資料によると、 年間92人の女性が夫により命を落としています(嘱託殺人、保険金目当ての殺人なども含む)。、DVは単に離婚の原因ではなく、命を奪いかねない犯罪であることがうかがえます。

DV被害にあった場合は、男女ともに、「修復しよう」「私が彼(彼女)を変えよう」と頑張りすぎることで、最悪の事態にもなりかねません。

ですから、なんらかの暴力を振るわれている場合は、「離婚は避けたい」と思っていたとしても速やかに距離をとり、国や地方自治体が設置する女性センターなど専門の機関に相談するのがよいでしょう。

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《まとめ》
今回は男女別の離婚原因について概要をご紹介しました。
男女ともに離婚原因のナンバーワンは性格の不一致。肉体的・精神的暴力は大きな離婚の原因になりえる
ことがお分かりいただけたと思います。ぜひ参考にされて下さい!!

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